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「ジョロキア」食べたら食道に穴が開いた! 激辛食品の思わぬリスクに研究者が警告

激辛好きでも大量摂取はやめておきましょう
激辛好きでも大量摂取はやめておきましょう

   ハバネロの2倍の辛さと言われる「ブート・ジョロキア」を大食い大会で摂取した米国人男性の食道に穴が開いていた。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らが発表した。

   これまでジョロキア特有の身体への悪影響などは確認されておらず、初めての症例になるという。

   「ブート・ジョロキア」は唐辛子の品種のひとつで、激辛として知られるハバネロが唐辛子の辛さを示す単位「スコヴィル値」で10~30万とされるのに対し、ジョロキアは100万以上とされている。

   47歳の男性は、カリフォルニア州で開催されたジョロキアの大食い大会に参加。大量のジョロキアを食べたところ、激しい嘔吐と胸痛、腹痛に襲われ、病院の救急医療科を受診した。

   胸部X線検査を実施したところ、食道の一部に穴が開く「突発性食道破裂」が確認され、左の肺に水が溜まっていること判明。ただちに挿管手術が実施され、2.5センチ大の穴を縫合し、肺の水を抜いたという。

   男性は術後即入院となり、13日間食事をすることができず、最終的に退院できたのは23日後になった。

   実際に男性の治療にあたった研究者のアン・アレンス医師は、突発性食道破裂は主に嘔吐によって食道の内圧が高まったり、激しい咳や大声、喉元などに異常に力をかけた際などに発生する非常にまれな疾患だが、致死性も高いと指摘。「辛い物を食べることが即座に生命の危険につながるとは言わないが、食後に不快感があるようなら直ちに医療機関を受診するように」とコメントしている。

   発表は2016年9月29日、米国救急医療学会誌「The Journal of Emergency Medicine」オンライン版に掲載された。

参考論文
Esophageal Rupture After Ghost Pepper Ingestion.
DOI: 10.1016/j.jemermed.2016.05.061 PMID:27693067

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