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毛根を増やそう!

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   先生、毛根を増やせませんか?」と某鬘メーカーのの開発部長から持ちかけられたのは今から30年前。

「ああ、そんなの簡単だよ。毛根なんてらっきょうと同じで、4分割すれば4本になる。」
「是非それをお願いします」
「でもなぁ、金はかかるぞ。それから時間もな、めどがつくまでに30年は」とこのいい加減男が「毛根培養」に乗り出してからはや30年。今でいう「再生医療」の先駆けである。
今日の第21回日本臨床毛髪学会に出席して、やっとそのとば口にたどり着いたか、と感無量だった。

   その間、いろいろな展開があった。
まず、「培養皮膚」の成功。
そして「幹細胞」という概念の確立。
やがて「ES細胞」の出現。
その倫理面での問題を解消るものとして現れたのが、山中教授の「iPS細胞」である。

   そして今日は、
(1)自治医大の吉村教授の「毛根再生医療の隘路」の分析。
(2)理研の辻部長の「器官原基の再生」という捉え方。
(3)東京医大の坪井教授と資生堂の岸本氏の共同開発、「毛球部毛根鞘細胞」の臨床応用。
など最先端の研究が発表された。

   だがこれはとば口である。AGAに悩む患者さんたちに恩恵がたどりつくのはまだしばし・・・。

   フォトは座長を務める倉田先生。

[アンチエイジングブログ! 2016年11月26日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

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