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「エビデンスのないホメオパシー商品は詐欺」 米政府機関、新たな規制を発表

治療効果をうたうものにはエビデンスが必要
治療効果をうたうものにはエビデンスが必要

   米連邦取引委員会(FTC)は、薬局などの店頭で販売されるホメオパシー商品のパッケージや広告について、他の市販薬と同じ基準のもとで販売されるべきであり、基準を満たしていない商品は販売を禁止するとした、新たな規制を発表した。

   FTCは、米国内での商品販売や取引が公正におこなわれるよう監督する政府機関。これまでにもFTCには、「同じ薬局で売っている商品でも、医薬品はエビデンスに基づいた表示なのに、なぜエビデンスのないホメオパシー商品も『病気が治る』と表示されているのか」と、規制の矛盾を指摘する声が多く届いていたという。

   2016年9月には、米国食品医薬品局(FDA)によって健康被害が続発していたホメオパシー商品の使用中止、廃棄勧告が出されており、FTCもこうした動きを受けて、消費者の混乱を解消するため、新たな規制の検討を進めていた。

   今回の規制では、ホメオパシー商品が宣伝している「治療効果」の有効性の根拠が、「1700年代からの伝統的なホメオパシー理論」のみとなっていることを指摘。有意かつ信頼できる現代科学でのエビデンスがないにもかかわらず、治療や回復、健康増進を主張する商品は、連邦取引委員会法(FTC法)に違反する「詐欺」に該当するとし、速やかに製品のエビデンスを取得して表示するよう求めている。

   また、エビデンスが表示されていても、消費者から「過大な表示である」「効果を強調しすぎている」と指摘された場合は、FTCが調査をおこない、さらなるエビデンスや情報開示を勧告するという。

   今回の新規制は、ホメオパシー商品の販売を禁止するものではないが、FTC法に違反している商品は販売停止となるため、実質的に現在店頭に並ぶホメオパシー商品は禁止されることとなる。詳細はFTC公式サイト から確認することができる。

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