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果物の摂取量が多いほど胃がん発症率が顕著に低下 日中韓3か国のデータから確認

果物、食べていますか?
果物、食べていますか?

   日本と中国、韓国で実施され蓄積されてきた研究データを分析したところ、果物摂取量が多いほど胃がん発症率は低下しているとする研究結果を、国立がんセンターや中国の北京大学、上海がん研究所、韓国の延世大学校、米ヴァンダービルト大学による共同研究チームが発表した。

   胃がんはリスク要因として「高塩分」「喫煙」があり、「減塩」「禁煙」が予防策として推奨されている。近年の研究結果から、野菜や果物の摂取でも予防が期待できるのではないかと指摘する声もあり、その摂取量と発症リスクの関係検証が求められていた。

   研究チームは、アジア全域で健康な人を長期間追跡し、さまざまな疾患との関係を調査している「The Asia Cohort Consortium」から、日中韓で収集された、胃がんの症例810人と健康な成人1160人のデータを比較。

   喫煙や総エネルギー摂取量、ピロリ菌の感染状況といった胃がんのリスク要因は調整し、野菜や果物の摂取量と、胃がんの発症率の関係を分析している。摂取量は「多い」「普通」「少ない」「ほとんど摂取していない」で分類した。

   その結果、ピロリ菌感染の有無に関係なく、果物の摂取量が増えるほど胃がん発症率は低下しており、「多い」人は「ほとんど摂取していない」人に比べ29%低下していた。

   ピロリ菌感染の有無は、発症率の低下に大きく影響しており、「ピロリ菌に感染しておらず、果物の摂取量が多い人」は、「感染しかつ摂取してない人」に比べ、最大で88%胃がん発症率が低下。

   また、「ピロリ菌に感染」しているものの、「果物の摂取量が多い人」は「感染しかつ摂取してない人」に比べ発症率が18%低下となっていたという。野菜の摂取量と、胃がん発症率には有意な関係は確認できなかった。

   発表は、2016年10月31日、「国際対がん連合(UICC)」から発行される医学誌「International Journal of Cancer」オンライン版に掲載された。

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