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「長時間スマホ」、肥満に影響か いつの間にか甘いものを飲んでしまう

   スマートフォンやタブレット端末、パソコンといったスクリーンを通して何らかの操作や閲覧が必要な機器に触れている時間が長い10代の若者は、肥満につながる行動をとりがちな傾向にある――そんな研究結果が、米ハーバード大学公衆衛生大学院のエリカ・ケニー博士とスティーブン・ゴートメーカー博士によって発表された。

テレビを見すぎると太る、はもう古い?
テレビを見すぎると太る、はもう古い?

   これまでの研究で、長時間のテレビ視聴が若者の肥満リスクを増加させていることがわかっている。

   しかし、最近の子どもたちはテレビよりも、スマホやタブレット端末の視聴時間のほうが増加しているとされており、これらの機器がテレビと同様の影響を与えているのか、両博士は調査を実施した。

   研究は、2013~2015年に全米の高校生を対象に実施された行動調査「Youth Risk Behavior Surveys」から、24万人のデータを抽出。スマホ、タブレット端末、パソコン、テレビに接していた時間、平均睡眠時間、1週間で消費した加糖飲料摂取量、1週間の身体活動量、体重などを分析している。

   その結果、テレビ以外の機器に1日5時間以上接していた若者は、5時間以下の若者に比べ加糖飲料摂取量が2.72倍、肥満者の割合が1.72倍となっていた。

   また、睡眠時間の減少や身体活動量の低下にも大きく影響していたという。

   両博士は今回の研究結果が、スマホやタブレット端末が肥満の原因であるとするものではないとしつつ、「少なくとも両親など家族が、テレビよりもスマホやタブレット端末の使用時間を気にかけるべきだろう」とコメントしている。

   発表は2016年12月14日、小児科分野の学術誌「The Journal of Pediatrics」オンライン版に掲載された。

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