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毎日の入浴は健康にいい? 実は肌にダメージの危険も

春は肌への刺激が増える

   肌が乾燥するとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。刺激でかゆみを生じることもあり、掻くと肌荒れが悪化して、さらにバリア機能が低下するという悪循環に。肌のバリア機能を正常に保つには、正しい入浴方法と、入浴中や入浴後の保湿が重要です。

   お湯の温度は、少しぬるめ(38~40度くらい)が適切です。とくに、長風呂や、熱いお湯がお好みの方は、保湿効果のある入浴剤などを入れるのがおすすめ。入浴による肌の乾燥を防いでくれます。タオルなどで、体をごしごしと洗うのは厳禁。石けんやボディソープをよく泡立てて、やさしく洗いましょう。

   入浴後の肌は、急速に乾燥が進みます。放っておくと、肌の水分量は、入浴前より減少してしまうというデータも。タオルでやさしく拭いたらボディ用乳液などの保湿剤を塗り、水分の喪失を防ぎましょう。

セラミドの働きを助ける保湿剤でバリア機能を維持する(写真はイメージ)
セラミドの働きを助ける保湿剤でバリア機能を維持する(写真はイメージ)

   入浴剤や保湿剤には、セラミドと同じ働きをする成分を配合したものがおすすめです(商品には「セラミドケア」、「セラミド成分配合」などと表示されています)。

   セラミドは、単なる保湿成分ではなく、角質細胞間脂質の50%を占め、肌のバリア機能の要となる成分です。不足すると乾燥肌の原因になることが知られています。

   春は空気の乾燥に加え、紫外線や花粉の影響で肌への刺激が増える時期です。毎日の入浴習慣を見直し、お風呂上がりの保湿は欠かさずに行いましょう。

[監修/水谷 仁 三重大学大学院医学系研究科皮膚科学教授]

医師・専門家が監修「Aging Style」

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