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乳歯や親知らずが再生治療の新たな主役か 

   再生医療など今後の医療でカギを握るとみられているのは、人工的につくられるiPS細胞などを含む「幹細胞」だ。公的機関、民間組織を含めて、いわゆる「バンク」事業がおこなわれている。

   「幹細胞」による医療で米国では「歯のバンク」が注目を集めているという。歯の内部から取り出される幹細胞、歯髄を保存して、将来の医療に備えようというものだ。

乳歯や親知らずが再生医療のカギになるとみられている
乳歯や親知らずが再生医療のカギになるとみられている

米国立歯科・頭蓋研究所が14年前に「幹細胞」発見

   米国のニュース専門ケーブルテレビ局、CNNのウェブサイトにある健康セクションに2017年4月26日付で掲載された、歯髄を使う治療を特集した記事によると、米国立歯科・頭蓋研究所は03年にその存在を発見したという。

   そのきっかけは「虫歯」。虫歯になると歯の最深部にある象牙質が虫歯の修復に働き出す。象牙質の修復作用を観察し、その下部の神経組織を持つ歯髄が、象牙質を活性化させ、あらたな象牙質をつくりだしていると仮説を立てた。これを証明するため、同研究所の歯科医らは、「親知らず」とよばれる第三大臼歯を使った研究を実施。その結果、歯髄が実際に象牙質を作りだしていることが分かった。

   同研究所ではさらに、第三大臼歯の歯髄は、永久歯に生え変わるために脱落した乳歯の幹細胞とは性質が異なることを発見。乳歯の幹細胞は、象牙質ばかりでなく骨と同質のものも作りだしており、それは同研究所のパメラ・ロービー博士によると「骨形成原細胞」だった。骨のようでもあり、象牙質のようなものでもある「珍しい物質」という。

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