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眠くてやる気が出ない... そんなときおすすめなのは「階段を上る」?

   睡眠不足で眠気を感じ、やる気や集中力が低下していると感じるときは、コーヒーなどでカフェインを摂取することが多いが、実際には10分程度の軽度の身体活動をおこなうほうが効果的であるとする研究結果を、米ジョージア大学のデレク・ランドルフ博士とパトリック・オコーナー博士が発表した。

作業に飽きてきたら階段に向かうと良い?
作業に飽きてきたら階段に向かうと良い?

   研究では平均睡眠時間が週45時間以下で、慢性的な睡眠不足になっている18~23歳の女子大学生18人を対象に、カフェイン摂取と身体活動をおこなってもらい両者の効果を比較している。

   普段の生活習慣からの影響を避けるため、被験者は「1日のカフェイン摂取量が40~400mg以下」で、「少なくとも週に2回15分以上の軽~中強度の運動を行っているが、日常的に高強度の運動は行っていない」人に限定されている。

   実験は「カフェイン50mg入りのカプセルを摂取」「カフェインではない成分の入ったカプセルを摂取」「10分間ゆっくりと階段の上り下りを行い20分間休息する」という3つの行動を異なる日に実施。それぞれ実施後に集中力や反応時間、気分・感情などの測定を受けてもらい、測定結果で効果を検証した。

   その結果、階段の上り下りをおこなった場合のみ、被験者の気分・感情に改善が見られやる気が高まっており、カフェイン摂取やプラセボでの変化はなかった。ただし、やる気の向上は一時的なもので、一定の時間が経つと効果はなくなっていたという。

   研究結果は2017年5月15日、行動神経学、生理学分野の専門誌「Physiology and Behavior」オンライン版に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考文献
Stair walking is more energizing than low dose caffeine in sleep deprived young women.
DOI: 10.1016/j.physbeh.2017.03.013 PMID: 28302573

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