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ヒアルロン酸の不思議

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   今日は「ヒアルロン酸機能性研究会」。人間の体は細胞と細胞間物物質からできている。

   細胞間物質の主要成分がコラーゲンだが、ヒアルロン酸も重要な要素だ。保湿性が高いので真皮にあっては潤いを与え、関節軟骨では滑らかさとクッションの役目を果たす。

   だが「ヒアルロン酸」を飲んでも若返りに効果があるか、疑問視されていた。同じことは飲むコラーゲンについても言われてきたが、最近コラーゲンの場合は、腸内である程度分解されても、完全にバラバラになるわけでなく、3、4個の鎖の状態の物が粘膜細胞に働いてコラーゲン産生を促し、また皮膚に到達して線維芽細胞を活性化することがわかってきた。今日の発表では分解されたヒアルロン酸にも同様な効果が期待できるという。

   ヒアルロン酸はその保湿性とボリュームアップが美容医療で利用されているが、そのほかにもまだまだ解明されない働きがある。

   例えばその水分のおかげで、成長因子などのメッセンジャー分子の浸透を助け、また、細胞の移動を容易にする。

   通常、傷はコラーゲンの蓄積で治癒し瘢痕を残すが、胎児の場合はヒアルロン酸が多量に分泌される。胎児の場合にスカーレス・ヒーリングが可能なのはそのためかと考えられている。

   フォトは講師の一人、古山自由が丘クリニック理事長と。
[アンチエイジングブログ! 2017年9月14日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 ウィメンズヘルスクリニック東京 名誉院長

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