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更年期、声のオバサン化は防げる?

声が老けると呼吸機能も低下する

   声帯を手術して声を若返らせる方法もありますが、日常の心掛けで、ある程度、声の老化を予防することは可能です。

   もっとも大切なのは、のど(声帯)を守ることです。のどの炎症は、加齢を進めます。喫煙、刺激物の摂取、長時間の会話などで、のどに負担をかけないこと。また、スカーフを巻く、ハイネックの服を着るなど、首周りを保温しましょう。

   乾燥は大敵です。加湿器を使い、部屋を適切な湿度に保ちましょう。手ごろな価格で場所をとらないアロマ加湿器もおすすめ。ユーカリ、サイプレス、ティーツリーなどのオイルは鎮静や殺菌などの働きがあります。外出から帰ったら、うがいも忘れずに。これからの季節は、とくに注意が必要です。

   のどは、発声だけでなく、呼吸や食事をするための重要な器官です。人間は、のどが老化するころに、呼吸機能も衰え始めます。呼吸機能を維持するには、深呼吸が効果的です。

   横隔膜や肋間筋、腹筋などがしっかり動いているのを意識しながら、肺の奥まで酸素が届くことをイメージして深く息を吸い、ゆっくりと吐き出します。手軽にできますから、1日に5回、ぜひやってみてください。

[執筆:山下理絵 湘南鎌倉総合病院形成外科・美容外科部長]

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