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精液の成分を郵送で検査、新しい健康の指標に クラウドファンディングで呼びかけ

畜産分野のほうが進んでいる

   ヒトの精液検査はこれまでにもあったが、主に不妊治療の検査として精液量や精子そのものの運動量や濃度といったことにフォーカスがされていて、精子を除いた精液中の成分はあまり注目されてこなかった。

   精液の研究は、ヒトよりもブタやウシなどの畜産業のほうが進んでいる。

   ダンテ取締役で広島大学大学院生物圏科学研究科の島田昌之教授は、家畜の精液研究に携わってきた。精液には脂肪酸やアミノ酸など健康に直結する成分が含まれており、それが精子の運動性を決定していることが研究で分かっているという。実際にその研究成果からブタの人工授精において受精アップにつながる精液希釈剤を開発し、ブランド豚の発展に寄与しているという。

   島田教授は、精液の解析をすることにとって、人の健康や妊娠のしやすさを予見できる可能性があると話した。

検査キット
検査キット

   クラウドファンディングは11月16日までに400万円が集まれば成立する。支援額は一口3000円からで、5000円以上支援すると検査を受けることができる。検査キットは11月中に発送され、支援者に届く。

   検査用に集められた精液は解析されたあと、全体平均値と個人の結果の数値の比較などに使われる。その後、提供者には、個別の検査結果と、精液データから見た「男性年齢」、妊活成功のためのポイントなどが書かれたプロジェクト報告書が2018年3月下旬以降に届く予定だ。

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