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まるで苦行「バリウム検査」は何のため?

   健康診断の検査項目の中でも苦手な人が多いバリウム検査。ドロドロとした液体を飲み下し、こみ上げるゲップをこらえつつ検査台の上で命じられるままにゴロゴロ...。

   検査が終わっても、バリウムを出し切るまでは安心できません。苦行に思えるこの検査、何のため? 副作用は? ほかに方法はないの? ...など、検査に関する疑問にお答えします。

健康診断の検査項目の中でも苦手な人が多いバリウム検査
健康診断の検査項目の中でも苦手な人が多いバリウム検査

絶食、注射、発泡剤...憂うつな検査準備

●バリウム検査で何がわかる?
 バリウム検査とは、正式には「上部消化管X線検査」と言い、上部消化管とは、食道から十二指腸までを指します。食道がんや胃がん、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、ポリープ、などの診断に役立つ検査です。胃や腸は軟らかい組織でできているため、そのままではX線が透過してしまいます。そのため、造影剤としてバリウムを使い、食道や胃、十二指腸の壁に付着させることで、凹凸(病変)がないかを調べるのです。

●前日の晩から絶食するのは何のため?
 胃の中に食べ物が残っていると胃壁にバリウムが付きにくくなってしまうため、検査当日は胃を空にしておく必要があります。また、胃の壁を刺激すると胃液が多く分泌され、やはりバリウムが付きにくくなるので、当日はタバコやガムも厳禁です。

●検査前の注射がいやだ
 検査直前には、通常、消化管の動きを抑えるための鎮痙(ちんけい)薬を注射します(施設によっては注射をしないところもあります)。眼圧を上げたり、排尿困難や動悸が起きたりすることがあるので、緑内障、前立腺肥大、心臓病、糖尿病のある人には使えない場合があります。事前に申し出ましょう。

●発泡剤を飲んで「げっぷをするな」と言われても...
 発泡剤を飲むのは、胃を膨らませて胃袋のシワを伸ばし、より広い部分を観察するためです。舌の上にのせたら一気に飲み込むのがコツ。ゲップが出そうになったら下を向いたり、唾を飲んだりすると我慢しやすいようです。ゲップをして胃がしぼんでしまうと飲み直しになるので、こらえましょう。

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