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脂肪肉腫体験者 志村 敬彬さん

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年齢:32
居住:東京都
職業:研究職
がん種:脂肪肉腫
ステージ:II

目次
1 きっかけは偶然だった
2 手術からリハビリまで
3 世界は突然変わる
4 とにかく死にたくなかった
5 とんでもない疎外感
6 揺れながらも歩き続けた4年間
7 逃れられない運命
8 時間の流れが変わった
9 新たに得られたもの
きっかけは偶然だった

   2012年5月、当時まだ大学院生であった僕は、学内での定期健康診断にて胸部X線画像によく分からないものが映っているとの連絡を受けました。大学病院でさらに検査をした結果、縦隔に腫瘍が見つかりました。しかし、その腫瘍が何であるかははっきりせず、いずれにせよ異常所見には違いないとのことで、手術にて取り除くこととなりました。

手術からリハビリまで

   手術が決まっても、僕としては自覚症状もなく、随分と面倒なことになってしまったなあと思いながらも比較的普通の日常を過ごしていました。それでも8月の手術の日はとても緊張しました。それでも、終わってしまえば全てすっきりするだろうと思っていました。

   手術後に麻酔から覚めた時は、痛みと呼吸の苦しさでパニックになりました。手術後の一晩は体を起こすことは禁止されていたので、ひたすら痛みを息苦しさに耐えながら、一晩ベッドの上で過ごしました。ただよく分からないものが見つかって、それを取り除いただけなのに、手術により体調的にはしんどくなってしまったわけですから、どうしてこんなことになってしまったのか理解できない気持ちでした。

   翌日からリハビリで体を起こし歩くように言われたので、なるべく体を動かすようにしました。痛みや熱でフラフラでしたが、寝ているよりはましでした。退院まで5日くらいかかったと思います。退院になっても、痛みでまともに歩くことは出来ず、研究室に復帰するまで1か月ほどかかりました。

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