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【体験談】まぶたのたるみによる「見えづらさ」を解消し、年齢感も改善 「眼瞼下垂」手術―――海野由利子さん

痛みなく、腫れはサングラスでカバー

――治療、手術はどのように行うのですか?
 まず診察日に、まぶたのたるみ具合や、たるんでいる部分の検査をしました。まぶたは1枚の皮膚のように思えますが、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)や、ストッキングのように薄くて弾力のある膜(挙筋腱膜)、結膜などが重なった多層構造になっていて、問題がある部分によって治療法が変わるからです。私の場合は皮膚と挙筋腱膜が伸びているためにたるみが生じて、まぶたを持ち上げにくくなっていることがわかりました。保険適応となり、手術日と手術法を決め、採血をして終了。
 手術は、伸びてしまった皮膚と挙筋腱膜をそれぞれ切除して縫合する「挙筋腱膜前転術」。仕上がりの目の開き具合や二重の幅などは診察のときに医師と確認しているので、安心して当日を迎えられました。まぶたに注射で局所麻酔をしたあとは、痛みはまったくなし。
 記事にする都合上、医師に質問したり説明を受けながらの手術でしたが、ずっと皮膚に触れるか触れないかくらいの軽いタッチで、押さえたり引っ張ったりという強い刺激はありませんでした。所要時間は両目でおよそ2時間半。まぶたが腫れるのでサングラスをして帰りましたが、誰も他人の顔なんてよく見ていないものです。眼瞼下垂の手術を受ける方は、サングラスを準備して術前からときどき使用していれば、術後の"腫れ隠し"も気づかれないかもしれません。

――術後のダウンタイムはどうでしたか?
 麻酔が切れたらさぞかし痛いだろう、と覚悟していましたが痛みはなく、処方された鎮痛剤も服用せずに済みました。医師に聞いたところ、あまり痛まない人が多いそうです。腫れは翌日がピークで、目があまり開かない状態なのでさすがに外出は控えました。内出血も少しありました。シャワーは翌日からOKだったように思いますが、術式や個々のケースで違うと思うので、医師にたずねて指示を守ることが大切だと思います。
 3日後には仕事があったのでサングラスをかけて出かけましたが、誰にも聞かれなかったので、周囲でも腫れなどの"異変"に気づく人はいなかったようです。抜糸は1週間後。サングラスをして仕事ができない方は、手術から日常復帰まで1週間あると安心でしょう。あとはアイシャドウとか、太めのアイライン、フレームが印象的なメガネなどでまぶたの腫れは目立たなくなりますよ。4~6週間後にはかなり収まります。

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