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新生児の皮膚を、ついつい観察

   ムスメのムスメ、つまりワタクシの孫ちゃんは、出産翌日から母子同室。 自分の出産のときの病院は母子別室だったので、部屋にずっとおちびちゃんがいるのが嬉しくて そっと触れてみたり、観察したり。

ぷくぷくの足は、おとなの手のひらのような厚みと柔らかさ。 これからどんなところを歩いていくのだろう、と彼女の未来に思いを馳せつつ眺めていると

・・・あれ? 足のシワというかミゾのところが白っぽくなっているではありませんか。

そっかー。前日の夜までずーっと羊水に浸かっていたわけで、誕生とともに空気に囲まれて、だんだん乾燥してきたのだね。 と、理解して、職業柄乳液(ベビー用の低刺激のものね)などを塗りたくなってしまうわけだけれど、

・・・ちょっと待て!

ある方のご著書の一文を思い出したのでした。

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尊敬する工学博士であり、資生堂リサーチセンター主幹研究員の傳田光洋さんのご著書「賢い皮膚」に、こんな一文があります。

「どうも皮膚のバリア機能は数日ぐらいの時間をかけて環境に適応する能力があるようです」 「乾燥環境下で過ごして1週間経つころから、角層が厚くなってきて、バリア機能も高くなってきます」

つまり、孫ちゃんはまさに羊水(湿)→空気(乾)という環境の急激な変化に適応しているところ。 今、乳液などをつけて保湿するよりも、そのまま数日〜1週間過ごすことで角層が厚くなって、バリア機能がしっかりしてくる、はず。

というわけで、何もつけることなく様子を見守っています。

本当は片方だけ乳液をつけて、皮膚にどんな差が出るのか試したい気持ちはあるんですけどねべぇぇ バリア機能がしっかりしていない小さい子にはね、しません。

さて、1週間経ったらどんな感じになってるかな?

[美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ 2018年4月4日より転載]

美容・医療ジャーナリスト海野由利子公式ブログ
http://ameblo.jp/uminoyuriko/

この記事の監修・執筆医師

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