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高齢ドライバー

「高齢ドライバー」エッ、やな本が出たな。と思ったが、とりあえず買ってみると、実にまっとうな本である。高齢ドライバーの立ち位置、その抱える問題、そして対処法など現時点での最新情報がわかりやすく展開する。

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高齢ドライバーから無理やり免許証を取り上げようとするのでなく、運転可能な高齢ドライバーも安心して運転できる車社会をいかに構築するかを論じた本である。最近は事故があるとドライバーの年齢が強調され、あたかも高齢ドライバーの事故が急増しているかの印象を与えるが、実際は高齢ドライバーの事故は減少して、10〜20代の事故が増えていると言う。ただ高齢ドライバーの場合、他の年齢に比し死亡事故の比率が多いが、これはドライバー自身の死亡が絡むためだという。つまり心臓発作、脳梗塞などで事故前に意識喪失をしていることが多い。高齢者に限らず、ドライバーの異変を車がどう感知して対処するかがこれからの課題であろう。その問題も含め、これからの車は自動運転の方へ進むと思うが、僕の持論はこうだ。いくら自動運転が進歩しても、絶対安全ということはありえない。むしろドライバーは常に車は「走る凶器」という意識を持って運転すべきである。そのためには最低限の操作はドライバーに強いた方が良い。この考え方を「不便益」と呼び、自動運転に関わる方もこれは意識している、とも書かれていて安心した。

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この記事の監修・執筆医師

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