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医療機関のホームページは適正か?嘘や大げさな表現にメス

最近、美容医療系のあくどい宣伝/広告が、幾分変わってきたのに気づかれましたか?
それは行政がやっと重い腰を上げて、6月から医療広告の規制にメスを入れることになったからです。

これまでは美容医療のCMに関しては、野放し状態でした。ましてネット広告はHPを含め、初めから規制外とされてきました。
そのため眼に余るようなあくどい宣伝/広告が氾濫し、被害者が後を絶たないという状況に陥り、消費者庁からの度重なる強い申し入れで、厚労省も動かざるを得なくなったというのが本当のところです。
今回の法改正、施行によって、たとえ医療機関のホームページであっても、嘘はもちろん、大げさな表現は規制するということに大きく変わったのです。そこで先日、厚生労働省の現役担当係官にとっくりお話を伺ってきました。

詳しくは厚労省のガイドラインをご覧いただければと思いますが、ポイントは3つあります。

  1. タレントやモニターと称する患者たちに限らず、いわゆる体験談はご法度になりました。あまりにも無責任なヤラセが大半なので。
  2. 術前、術後の写真掲載もNG。これはある意味では必要情報ですが、出来のいいフォトだけを出しても、それが保証されるわけだはなく、また最近のアプリではいかようにでも修正が可能だし、また悪質なのは別の患者の組み合わせもあるからです。
  3. そのほか、料金、結果、自分の腕前に関してのデタラメな表示は厳禁です。

これを遵守させるために、そのベースに活用できる仕組みとして、昨年8月から医療機関ネットパトロールも開始されています。これは、医療機関のWEBサイトにうそや大げさな表示があったら誰でも通報できるというサイトです。
また、消費者庁のホットラインにも問い合わせ可能ですし、実際の現場の対応は都道府県の行政機関に委ねられるようで、各自治体に相談窓口も設けられています。

これからは違反した医療機関は厳罰に処せられることになっております。 皆様もお気付きのことがあれば是非ご一報ください。

[執筆/編集長 塩谷信幸
 北里大学名誉教授、DAA(アンチエイジング医師団)代表]

医師・専門家が監修「Aging Style」

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