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【ブラックペアン解体新書④】医療監修 渡邊剛医師が徹底解説 第5話推理 渡海医師は、ロボット手術をする資格がなかった疑惑!?

話も中盤戦に差し掛かってきたTBSの医療エンターテイメントドラマの『ブラックペアン』。前回の第5話では、手術支援ロボットの"ダーウィン"が新たに登場した。ダーウィンは、現実の医療現場でも使われている"ダビンチ"を使用して撮影していることでも話題になった(詳しくは、前回の記事を参照ください)。

ロボット対人間の構図? その裏にあった本当の理由とは?

手術支援ロボット「ダビンチ」は劇中で「ダーウィン」として登場
手術支援ロボット「ダビンチ」は劇中で「ダーウィン」として登場

簡単にここで、第5話のあらすじをご紹介しておこう(あくまでもざっくりなので、その部分はご理解を)。
外科学会理事長選などで、インパクトファクターの細かい争奪戦が裏で展開される中、前回スナイプ手術を行った少女・小春に術後、問題が発生してしまった。再手術を行いたいが、輸血アレルギーと不規則抗体があり、輸血ができないため開胸手術ができない。そこで、小泉孝太郎演じる高階医師は、自分が所属する帝華大にある内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンをレンタルし、再手術を試みることに。ダーウィンでの手術は、帝華大から派遣された医師が行うことになったが、手術中にダーウィンの機械のアームが接触し合ってしまい、切除箇所を傷つけ出血が発生......! 慌てるがアームの接触は収まらず、手術室はパニック状態に。そこに、毎度お馴染みの二宮和也演じる渡海医師が登場し、アームの接触を解いて、さらに体に入っている鉗子を引き抜いて、自らの手で驚くようなスピードで再手術を成功させてしまう。まさに神業という、このドラマではすでにお馴染みの展開だ。

第5話終了後、「ロボットよりも完璧な渡海先生の腕!」とか「ロボットさえも完璧に使いこなす天才医師」というような声がウェブなどで多く見られた。実際、ドラマの制作サイドも、ロボット技術は人を超えられるのか、という部分にフォーカスを当て、ロボット対人間の構図を展開させていた。

だが、医療視点から見ると、この構図に?な部分が浮かび上がってくる。
ロボット手術から開胸オペに変えた本当の理由は、もしかしたら"渡海先生は手術支援ロボットを使えるキャリアを持っていなかったのかもしれない"そんな疑惑が浮かび上がってきたのだ......!

あくまでも医療視点なので、ドラマストーリーとは別の読み物として、ご考慮いただければと思う。
今回もドラマの医療用ロボット監修として参加されている『ニューハート・ワタナベ国際病院』の渡邊剛医師に、疑惑についてもお話を伺ってみることにした。

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