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【上顎洞がん体験談】生きる気力を失いかけても前向きに生きたい〜ステージ4頭頸部がん、試練の連続〜 上顎洞がん体験談 茂木邦基

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歯槽膿漏?花粉症?

今から2年ほど前のことでした。左上の歯茎がジュクジュクして痛くなってきたので、近所の歯医者に通院しだしたのが始まりでした。

そこでは歯槽膿漏と歯周病ということで、左上の最も悪い歯を一本抜きブリッジを入れて痛みはそれで治ったのですが、昨年初めぐらいからそのブリッジ付近の腫れが酷くなって再び痛みもでてきました。

尋常ではない歯茎の腫れを不審に思った歯医者は、近隣の大学病院の口腔外科へ紹介状を書き、昨年4月からそこに転院しました。口腔内のレントゲンを撮った結果、膿がたまっているので鼻口腔炎か蓄膿症だろうということで化膿止めを処方されましたが、今度は左目の下が目に見えて膨れてきました。

さらに、左目の涙と鼻水が止まらなくなり、最初は花粉症かな?と思っていたんですが、それにしても昼夜止まらず、鼻水は透明でしょっぱくなんだか変だと思い始めたら、仕事先で左の鼻からいきなり鼻血が出ました。

「なんで不具合が全て左側なんだろう?」

そう思って、自分でネットで調べた結果「上顎洞がん」を疑って自ら耳鼻咽喉科へ行きました。

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「先生、私って左上顎洞のがんじゃないですか?ビンゴでしょ?」

そう私から切り出すと、とにかくすぐに精密検査を受けなさいとのことで、総合病院へ紹介状を書いてアポも取り、その日の午後から検査の段取りが始まりました。

CTスキャン・MRI・PET・細胞摘出・胃カメラ等の検査をやって、8月下旬に結果が出ました。左上顎洞がんのステージ4aで、左頬の空洞であるべき箇所にゴルフボール大の腫瘍があって、首リンパにも4箇所転移がある状態。

さらに、腫瘍が歯茎のベースになる骨を溶かし、それが歯槽膿漏っぽい症状を引き起こしていたのです。

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