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激烈な痛み!「大動脈解離」【ASメディア視聴日記⑧】

ASメディア視聴日記7回目は、6/23(土)放送のTBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」(16:50〜17:00)。今回のテーマは、渡邊剛先生が医療監修を担当されているTBSのドラマ「日曜劇場 ブラックペアン」にもたびたび登場する大動脈解離です。

TBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」
TBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」

大動脈とはそもそも「直径が約3〜4センチメートルもある最も太い動脈で、左心室からの血液を、全身の組織へ送り出す」血管で、その壁は3層重なった3重構造になっているのだとか。正常であれば壁同士はぴったりくっついているわけですが、その壁に傷ができることによって3層の壁と壁の間が剥がれてしまうのことを大動脈解離というそうです。

心臓からの血液はものすごいスピードで全身に送り出されるそうで、壁が剥がれた状態だとその剥がれた隙間にも血液が通ることになり、壁自体がもろくなってしまいます。1カ所でも血管に傷ができると、壁の剥がれが進行して、薄くなったところに血液が溜まって膨らんだり破れやすくなったり、傷の場所や血圧の高さによって血流の勢いがあると、足先まで一気に血管が裂けてしまうほど。

考えただけでもぞっとしますが、さらに嫌なことに、血管の外側の壁にはすべて神経が通っているためその痛みもかなりのもので、渡邉先生は「激烈な痛み」「尋常じゃない痛み」と表現されています。胸も背中も痛いので、症状だけで詳しい検査の前だと、心筋梗塞と診断されてしまうこともあるのだそう。

ただし、大きな痛みを伴うだけあって、無症状の人はほとんどいないので、発症したら時間との勝負。何か異変を感じたらすぐに病院で検査をするのが肝要ですね。高血圧、高コレステロール血症、あるいは遺伝的要素にも関わるようですが、塩分濃度の高い食事を避けるなど、自分で気をつけることもできそうです。

医師・専門家が監修「Aging Style」

※ASメディア視聴日記
・AgingStyle編集部が、テレビやラジオ、雑誌や新聞などで気になった医療情報をピックアップしてお届けするシリーズ連載
※TBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」
・メインパーソナリティ=渡邊剛「ニューハート・ワタナベ国際病院」総長、医学博士
・聞き手=TBS江藤愛アナウンサー
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