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心房細動?心室細動?【ASメディア視聴日記】

「不整脈」から引き起こされる病気として「心房細動」「心室細動」という2つの病気があるそうですが、あまり耳慣れないこの2つの病気について、8/25(土)、TBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」(16:50〜17:00)で放送されました。

安定した脈拍は健康の証
安定した脈拍は健康の証

心臓には部屋が4つあります。右心房、右心室、左心房、左心室。
このうち、心室で起こる細動を「心室細動」、心房で起こる細動を「心房細動」といいます。心房というのは、直径が5センチほどのとても薄い壁で区切られた部屋で、静脈から戻ってきた血液を一時的に貯めておく場所だそう。そこからつながっているのが心室というポンプの機能を持った部屋。この部屋から一気に全身に血液が送り出されていきます。

「心室細動」は、1分間に60〜100回ほど収縮しているはずのポンプ機能が働かなくなりプルプルと震えてしまうため、全身に血液がまわらなくなり、それだけで命にかかわる恐ろしい病気だそう。ただ、かなり少ない病気とのこと。
「心房細動」は、心房がさざ波のように震える状態のことで、こちらはとても症例が多いそうです。直接命取りになるわけではないものの、血栓ができやすくなるのだとか。血栓ができると、頭や足、目などに飛んでつまってしまったり、脳梗塞などを引き起こす恐れがあります。

治療方法はまず薬。薬がきかなければカテーテルで手術。心房細動が慢性化していて再発するような方には、血栓ができやすい場所である左心耳という部位を取り除く手術もあるそうです。「心房細動」自体は防げなくても、血栓ができなければ、脳梗塞などの二次被害が防げるというわけですね。

「心房細動」「心室細動」という病気は、予防できるようなものではないようですが、カフェインを控えたり睡眠をたっぷりとるなど、日頃気をつけるべきことはあるとお話しされていました。でもこれは、心臓に限らずどんな病気にも通じることですよね。ストレスをためない。疲れをためない。体に良い食生活を心がける。これに勝る健康法はないということかもしれません。

※ASメディア視聴日記
・AgingStyle編集部が、テレビやラジオ、雑誌や新聞などで気になった医療情報をピックアップしてお届けするシリーズ連載
※TBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」
・メインパーソナリティ=渡邊剛「ニューハート・ワタナベ国際病院」総長、医学博士
・聞き手=TBS江藤愛アナウンサー
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