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再び幸福について

なぜ僕はこうも幸せにこだわるのだろう?

よっぽど不幸せなのでは、と勘ぐられるかもしれない。決して不幸せではないが、とびきり幸せというわけでもない。ま、ほどほどというとこか?

僕は"人間という生き物"にとても興味がある。つまらぬことに怒ったり、喜んだり。崇高なことを言う割には、おぞましい行為に及んだり。なんか矛盾だらけだが、愛すべき存在でもある。動物と神の間をウロウロしてる感がないでもない。その人間の行為の全てを「人間の営み」と呼んで、僕は愛おしく思う。その営みのそれぞれを追求していくと、必ず「幸福」に突き当たる。ここで腹を据えて、その幸福を徹底追及しようと思った次第である。

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だが、相手は一筋縄ではいかない。捉えたと思うとするり抜けたり、息を止めたりする、ちょうど「青い鳥」のように。そこでまず、「幸福感」という切り口で迫ることとした。すると色々なキーワードが浮かんでくる。まず、「安らぎ」。そして「達成感」と「期待感」。そして物事に熱中している状態、「夢中」とでも呼ぼうか? 「心地よさ」も忘れてはいけない。「充足感」もあげても良いのでは。人に評価された時の喜びはこれにはいるだろうか。そして他人とある一つの漢字をシェアできた時。これは「共感」と呼ぼう。

さて今後の課題は

①これらの「幸福感」をもたらすものと支えるもの。
②「幸福」を妨げるもの。
③「幸福」の加齢による変化とアジャストメント。

壮大な課題であるが、高齢者のQOLはすべからくこの解明にかかっているのではなかろうか。

[アンチエイジングブログ! 2018年9月15日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 ウィメンズヘルスクリニック東京 名誉院長

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