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表情の不思議

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表情を作るのは顔面筋です。人の顔にはほぼ30ほどの顔面筋がありますが、微笑み、怒り、驚き、悲しみなどの感情の発露つまり表情には複数の筋肉が動員されます。また拮抗筋と言って反対の作用を持つ筋肉が弛緩したりして、緊張した筋肉の表現を引き立たせます。

ほとんどの表情は数個の、場合によっては五つも六つもの筋肉が働きます。ちょうどオーケストラのように。ところでこの顔面筋は随意筋と言って、意識的に動かせる筋肉です。

でも実際にはどれとどれを動かして笑おうなど考えて笑いの表情を作るわけではなく、笑いなら笑いという感情が自然にある筋肉群を動かすわけです。それぞれの筋肉にはそれを刺激する神経が存在します。

だとすると、感情が表情となるためには、それぞれの表情を司る筋肉群とその支配神経を統括する中枢が存在しているのでは、というのが僕の素朴な疑問だし、また認知大脳生理学の方々に掘り下げていただきたいところです。あるいはもう解明されているのかもしれませんが・・・

[アンチエイジングブログ! 2018年11月6日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

塩谷 信幸
塩谷 信幸(しおや のぶゆき)

北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 ウィメンズヘルスクリニック東京 名誉院長

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