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美容医療で一番人気の「注入治療」で今絶対知っておくべきこと

手軽で身近なものだからこそ、リスクを知ることも大事

顔面のフィラーに用いられる注入剤は、コラーゲンやヒアルロン酸が主流だ。コラーゲンやヒアルロン酸は多くの化粧品に配合されており、肌によいものというイメージを持つ人が多い。そのため、これらを注入することによるアレルギーなどの副作用を想像する人は少ない。

だが、化粧品と注入治療で用いるコラーゲンやヒアルロン酸とでは種類や成分、濃度が異なり、皮膚の外から浸透させるのと皮下組織に注入するのとでは体内における作用も変わってくる。コラーゲンやヒアルロン酸配合の化粧品で肌トラブルが生じない人でも、注入治療においてトラブルが生じないとは限らないのだ。

神田美容外科形成外科医院では、コラーゲン注入治療を行う前にはアレルギー反応を避けるための皮内テストを行うが、牛由来コラーゲンやブタ由来コラーゲンでは3%程度が治療後に腫れやアレルギーが生じる、また数%程度の人が麻酔クリームによるアレルギー反応が起きると征矢野進一医師は話す。

「コラーゲンは、一度注入すると薬で溶かすことできない。また、皮内テストの後にアレルギー陽性反応を起こすこともあるので、とくに最初の治療は慎重に行うべきです」(征矢野進一医師)

また、注入剤の選択だけでなく、濃度や量、さらには注入に用いる針のサイズ(細さ)も大事で、その選択をする医師の技量も重要だと、征矢野進一医師は続ける。

「コラーゲンの注入治療は、顔の広い範囲に用いることができ、とくに細かいシワや微妙な修正に効果的です。その効果を最大限に引き出すためにも、部位や状態に応じた適切な注入材料を用い、適切な量や針を選択することが重要です」(征矢野進一医師)
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