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すべての道は老化に通ず?

「すべての道はローマに通ず」

これは、古代ローマ帝国の道路網がローマを中心としていたことから、「真理への道筋は一つではなく、どの経路を通るとしてもいずれ真理にたどり着く」という意味で使われる格言。隆盛と栄華を極めたローマ帝国だが、その繁栄は一朝一夕に築かれたものではない。
ローマは一日にして成らず。


老化は一日にして成らず

さて、本題はローマならぬ老化。老化は、帝国のように能動的に築くものでも、あるいは本来「成る」という語で表現すべきものでもないが、一朝一夕に成るものではないという点では共通している。ここは敢えて文法を無視することにしよう。
老化は一日にして成らず。

老化は体のあらゆる部分でいつの間にか始まり、加齢とともにゆっくりと進行する。老化が始まる年齢や進み方は人によっても体の部位によってもまちまちだが、細胞レベルの話であれば、老化は誕生と同時に始まるとも言える。

五感、すなわち視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五つの感覚や、手足や指など運動機能に関わる部位の老化は自覚しやすい。また、シミ、シワ、たるみなど皮膚の老化や白髪・薄毛など、見た目に関わる部位の老化は本人だけでなく周囲の人も認識しやすい。他方、血管の老化(動脈硬化)のように、検査を受けるか関連疾患を誘発するまでは静かに老化が進行するケースもある。ひと口に加齢・老化と言っても、その中身はさまざまだ。

加齢や老化の中身はさまざま
加齢や老化の中身はさまざま

この記事の監修・執筆医師

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