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国産液体ミルク、相次いで販売開始

未知数の多い国内市場

江崎グリコは消費者庁の許可を得た今月5日の夕方には自社通販サイトで「アイクレオ赤ちゃんミルク」の販売を開始。11日からは全国のドラッグストアやベビー用品店などで店頭販売も始まった。明治は今月下旬から一部施設で「明治ほほえみ らくらくミルク」の先行販売を開始し、来月下旬に全国発売する。

粉ミルク市場では下位の江崎グリコが先陣を切り、最大手の明治がそのすぐあとを追う一方、昨年の省令改正後も慎重な姿勢を見せた森永乳業や雪印グループは今のところ液体ミルク市場への参入に関する発表を行っていない。その慎重姿勢の理由の一つは縮小する国内の乳児用粉ミルク市場だ。厚生労働省が昨年6月に発表した人口動態統計によると2017年の出生数は94万6千人で過去最少。国内の乳児用粉ミルク市場は右肩下がり。粉ミルクと比較すると割高の液体ミルクがどこまで消費者に受け入れられるかは未知数だ。メーカーとしては新たな設備投資も懸念材料になる。

とはいえ、大手メーカーによる国産商品の誕生により液体ミルクが一定の存在感を示すことになるのは間違いないだろう。液体ミルクの今後の動きには要注目だ。

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