文字サイズ
標準
大きく

認知症リスク低減のカギは... WHOが初となるガイドラインを公表

   

世界保健機関(WHO)は14日、同機関初となる認知症リスク対策のためのガイドライン(Risk Reduction of Cognitive Decline and Dementia - WHO Guidelines)を公表した。

Risk Reduction of Cognitive Decline and Dementia - WHO Guidelines
Risk Reduction of Cognitive Decline and Dementia - WHO Guidelines

ガイドラインによると全世界の認知症患者数は約5千万人。それが毎年1千万人前後のペースで増加しており、2030年には8千200万人、2050年には1億5千200万人に達するという。12項目から成るガイドラインの中でも特に推奨度が高いものとして、適切な運動習慣や禁煙など一般的に「健康的なライフスタイル」とされる生活習慣のほか、既存のWHOガイドラインに沿う高血圧対策や糖尿病対策などを挙げている。

テドロス・アダノムWHO事務局長は14日付の声明で、「今回のガイドライン作成のために収集した科学的エビデンスにより、これまで心臓に良いとされてきたことが脳にも良いことが明らかになった」ことを強調。各国で適切な認知症リスク対策を講じないと今後30年間で全世界の認知症患者数が3倍に増えるとして、今回のガイドラインを踏まえた協力を各国に呼び掛けている。

医師・専門家が監修「Aging Style」

WHOニュースリリース(英文): Adopting a healthy lifestyle helps reduce the risk of dementia
https://www.who.int/news-room/detail/14-05-2019-adopting-a-healthy-lifestyle-helps-reduce-the-risk-of-dementia


WHOガイドライン(英文): RISK REDUCTION OF COGNITIVE DECLINE AND DEMENTIA - WHO GUIDELINES
https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/312180/9789241550543-eng.pdf

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

イリノイ大で原因に迫る手がかり

2019年4月現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事