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「美容」医療ツーリズム 海外渡航ガイド(国際美容外科学会版)

「医療観光」や「メディカルツーリズム」とも呼ばれる医療ツーリズム。一般的には外国人が日本を訪れるいわゆる「インバウンド」の一種として、日本の医療機関で検診や手術を受けるために観光も兼ねて患者が海外から日本にやってくるというイメージが強いのではないだろうか。

そもそも厚生労働者や医療機関の「守備範囲」は基本的に国内に限られるため、海外に渡航して外国の医療サービスを受ける日本人の動向や実態を把握することは難しいが、いわゆる美容整形(医療法上の標榜診療科名は『美容外科』)では近年、海外で手術を受けた人が合併症などのトラブルにより国内の医療機関で治療・手術を受けるケースが増えているという話もある。個々の医療機関では多少なりともその実態や傾向を把握しているようだ。

海外に目を向けると、たとえば安価な美容外科手術を海外で受ける患者が急増中とされるイギリスでは昨年8月、「ブラジリアン・バット・リフト(BBL)」と呼ばれる臀部(尻)への脂肪注入手術を受けるためにトルコに渡航した女性が手術中の心臓発作で死亡したことが大々的に報道され、その手術方法の危険性だけでなく安直な美容医療ツーリズムに対して専門家や関連学会が警鐘を鳴らしている。

「ISAPSで美容整形の旅に出発しましょう」
「ISAPSで美容整形の旅に出発しましょう」

また、美容外科の国際組織である国際美容外科学会(International Society of Aesthetic Plastic Surgery、略称:ISAPS)は公式ウェブサイトで「Medical Travel Guide (医療ツーリズムガイド)」というページを設けて安全で安心できる海外渡航手術を呼びかけている。日本には独自の専門医制度や診療科名の標榜ルールがあるため日本語ページの表記には多少読み替えが必要な部分もあるが、海外渡航して美容外科手術を受けることに興味のある人には参考になるはずだ。


国際美容外科学会(ISAPS):「医療ツーリズムガイド」(日本語ページ)
https://www.isaps.org/jp/医療旅行ガイド

医師・専門家が監修「Aging Style」


International Society of Aesthetic Plastic Surgery (ISAPS公式ウェブサイト)
https://www.isaps.org/

BBC News: Second Brit dies after 'Brazilian butt lift' surgery
https://www.bbc.com/news/health-45731191
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