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9月9日は「救急の日」課題は「救急車の適正利用」

9月9日は「救急の日」。

「救命の連鎖 お見知りおきを!」
「救命の連鎖 お見知りおきを!」

救急医療関係者の意識高揚とともに、救急業務および救急医療に対する一般の正しい理解・認識を深めることを目的として1982年(昭和57年)に厚生省(現・厚生労働省)と自治省消防庁(現・総務省消防庁)が制定した記念日だ。この日を含む日曜日から土曜日までの1週間、今年は8日から14日までを「救急医療週間」として、全国各地で救急に関わるさまざまな啓発イベントや取り組みが行われる。

総務省消防庁によると、2007年に529万件だった全国の救急出動件数は、2017年に634万件と10年間で19.9%増加。一方、2007年に平均7.0分だった救急車の現場到着時間(レスポンスタイム)は2017年に8.6分と、10年間で1.6分延伸した。東京都の場合、入院を必要としない軽症者の割合が半数以上を占めているほか、利用者アンケート調査では救急車を要請した理由として「交通手段がなかった」「救急車で病院に行った方が優先的に診てくれると思った」など緊急ではない理由も相当数含まれているという。

このような状況が進むと救急車の現場到着時間はさらに延び、救えるはずの命が救えなくなる危険性も高まるとして、同庁は既に人口ベースでは全国の43%をカバーしているという電話相談窓口「#7119」(救急安心センター)の全国展開を加速している。このサービスでは、急な病気や怪我の際に、緊急性や応急手当の方法、適切な医療機関の案内などに関するアドバイスなどの対応を医師・看護師・相談員が行っている。

また同庁はスマートフォンやパソコンで緊急度判定や医療機関や受診手段の情報入手が可能な救急受診アプリ「Q助」も提供している。

●総務省消防庁: 全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」スマホ版/Web版)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html

医師・専門家が監修「Aging Style」

【参考】

厚生労働省: 「子ども医療電話相談事業(#8000)について」
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

総務省消防庁:「#7119(救急安心センター事業)関連情報」
(普及状況と人口カバー率/令和元年7月1日現在)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate006.html

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