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9月24~30日は結核予防週間 20代患者数は増加傾向

毎年9月24日から30日までは結核予防週間。結核に関する正しい知識を深めるための普及啓発週間だ。

結核患者数(新登録患者数)
結核患者数(新登録患者数)

昭和20年代までは国民病と恐れられ、死亡原因の第1位だった結核。その後、医療や生活水準の向上により薬で完治できるようになった。だが、現在でも毎年1万5000人以上の患者が新たに発生し、2018年の結核による死亡数は高齢者を中心に全国で2,204人。1日に6人が命を落とすという重大な感染症のひとつだ。

厚生労働省の最新の統計によると、2018年に結核患者として新たに登録された患者数は15,590人。前年より1,199人(7.1%)の減少だ。年齢別では、ほとんどの世代で新登録の患者数が減少しているものの、20~29歳の若年層では増加傾向にある。

結核は、結核菌により主に肺に炎症が起こる病気。咳やくしゃみなどにより空気感染を起こす。感染しても必ずしも発症するわけではない。通常は免疫力により結核菌の増殖が抑えられ休眠状態となるが、体内に留まったのち再び活動を開始して発症する場合もある。

最初は風邪に似た症状で始まるが、痰のからむ咳や微熱・身体のだるさが2週間以上続いている場合は結核の可能性がある。抵抗力の弱い乳幼児は結核に感染すると重症化しやすく命の危険も高まる。高齢者の場合は目立った症状が出ないこともあるため、微熱が続いたり体重が減少した場合には結核の可能性も視野に入れ、早めに医療機関で受診することが望ましい。

「あのとき、〇〇していれば...」
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医師・専門家が監修「Aging Style」

【出典・参考】

厚生労働省: 結核(BCGワクチン)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html

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