文字サイズ
標準
大きく

臓器移植、体験者と提供者家族の思い 「think transplant」

10月は「臓器移植普及推進月間」。
臓器移植は、臓器提供者はもとより社会の理解と支援があってはじめて成り立つ医療だ。2010年に施行された改正臓器移植法により、本人の臓器提供に関する意思が不明の場合でも家族の書面同意により脳死下での臓器提供は可能になった。だが依然として多数の臓器移植希望者が全国で待機している。その数は13,829人にのぼる(2019年8月末現在)。

厚生労働省は、各都道府県や日本医師会、日本臓器移植ネットワークなどの団体と連携して、臓器移植が正しい理解に基づきさらに進むよう、毎年10月を臓器移植普及推進月間と定めて啓発活動を行っている。期間中は全国各地でさまざまなイベントが開催される。

日本臓器移植ネットワーク

主催団体の一つ、日本臓器移植ネットワークは、死後の臓器提供を希望する人(ドナー)の臓器が移植を希望する人(レシピエント)に最善の方法で提供されるように橋渡しをする国内唯一の組織だ。

「think transplant」(日本臓器移植ネットワーク公式ホームページより)
「think transplant」(日本臓器移植ネットワーク公式ホームページより)

臓器提供の意思表示方法は主に、①パソコンやスマートフォンによるインターネット登録、②運転免許証・健康保険証やマイナンバーカード(個人番号カード)の臓器提供意思表示欄への記入、③「臓器提供意思表示カード」への記入の3種類。日本臓器移植ネットワークの公式ホームページでは臓器移植に関する詳しい情報や全国のエリア別イベント情報のほか、「think transplant」と題した臓器移植経験者の手記シリーズを掲載している。

家族の同意があれば本人の意思が不明な場合でも臓器提供が可能だからこそ、提供の意思については家族間で話し合うことも重要だ。

●公益社団法人日本臓器移植ネットワーク
  https://www.jotnw.or.jp/

●「think transplant」(日本臓器移植ネットワーク)
  https://www.jotnw.or.jp/note/

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

Aging Style×GOOD DESIGNトークレポート(9)

2019年4月現在、50名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事