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異常気象とプチ整形と...

この週末、また超大型の台風が本州を直撃した。

今年の台風襲来が近年のいわゆる異常気象とどの程度の関係があるのか知らないが、そもそも毎年のように異常気象だ気候変動だと騒ぐような状況が続いている。何がどういう状態なら正常で、それがどうなると異常なのかすら分からなくなる。

専門家は短期的な異常気象と長期的な気候変動を明確に区別しているようで、地球温暖化は異常気象ではなく気候変動だという。広範囲で長期的な気候変動の一環としてさまざまな異常気象が繰り返されているうちに、その一部はいつしか異常扱いされなくなるのだろう。

このように考えてみると、何やら人間の加齢や老化にも通じるものがある。例えば僕が長年専門としてきた顔の「見た目」の老化。

顔のたるみ、シワ、シミ

顔のたるみやシワは、表面的な皮膚組織の老化だけでなく、専門用語でリガメント、あるいは靭帯と呼ばれるひも状の繊維組織の緩みや表情筋の緩み、皮下脂肪の量や分布状態の変化、さらには顔面骨の骨量減少など、文字通り複層的な老化現象が並行して徐々に進行する。シミの場合はシワやたるみよりも早く進行する場合が多いが、長期にわたり徐々に進行するという点ではシワやたるみと同様だ。

これらは短期的な、言うなれば「異常気象」的な変化ではなく、顔面の老化という長期的な「気候変動」。地球温暖化のような変化だ。

ただ、皮膚から顔面骨までの各層では、時として「異常気象」のような一時的な異状や損傷が発生することもある。

この記事の監修・執筆医師

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