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大麻由来のCBD「グリーンラッシュ」、日本への影響は...

睡眠改善やリラクゼーション効果で密かなブームとなっている大麻由来の「CBD」製品。

大麻草に含まれる生理活性物質「カンナビノイド」の一つである「カンナビジオール(CBD)」を含むCBDオイルや電子タバコ用CBDリキッド、さらにはCBDローションやCBDクリームなどのスキンケア・ボディケア製品など、国内でもCBD製品を店頭やネット上で見かけるようになった。

西部開拓時代のようなアメリカCBD製品市場

食料品製造業者協会(GMA)CBD消費者調査レポート
食料品製造業者協会(GMA)CBD消費者調査レポート

日本国内ではCBD製品の存在感はまだ低いが、アメリカでは今年1月から「ヘンプ(hemp)」と呼ばれる産業用大麻草の商業栽培が全米で解禁となったことに伴い、ヘンプ由来のCBD製品も連邦レベルで規制対象外となった。これを受け、アメリカのCBD市場は19世紀の西部開拓時代の「ゴールドラッシュ」になぞらえて「グリーンラッシュ」と呼ばれる勢いで爆発的に拡大している。その陰で、CBDに関する消費者の誤解や混乱が相当な規模で発生していることが、10月28日に食料品製造業者協会(GMA)が発表した消費者調査で明らかになった。

大麻草の花穂や葉には、やはりカンナビノイドの一つでマリファナがもたらす酩酊感や多幸感のもととなる成分である「テトラヒドロカンナビノール(THC)」が含まれている。CBDにはTHCのような精神作用は無いとされているが、アメリカではその原料となるヘンプには乾燥重量ベースで0.3%以下のTHC含有が認められている。このため、アメリカで市販されるヘンプ由来の製品には少量のTHCを含むものもある。だが、医薬品やサプリメントのような効能表記を伴う製品でなければ連邦食品医薬品局(FDA)の規制・監督の対象外とされたことにより、今回の調査を実施したGMAは、CBD製品市場が無秩序という意味でも西部開拓時代のような状況だと指摘している。

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