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「いきなりエイズ」回避のためにもHIV検査 12月1日は「世界エイズデー」

令和元年度世界エイズデーポスター
令和元年度世界エイズデーポスター

12月1日は「世界エイズデー」。

エイズ(AIDS/後天性免疫不全症候群)とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して免疫力が低下し、特定の疾患を発症した状態。「HIV感染」イコール「エイズ」ではない。

HIVに感染して数週間経つと風邪・インフルエンザに似た症状や筋肉痛が現れる場合もあるが、その後、自覚症状のない潜伏期間が数年~十数年続き、その間に免疫力の低下が進行。本来であれば免疫力で抑えられるような病気に感染しやすくなり、カポジ肉腫や悪性リンパ腫など23の指標疾患のうち1つ以上を発症するとエイズと診断される。

厚生労働省エイズ動向委員会の最新統計によれば、2018年のHIV感染者とエイズ患者を合わせた新規報告数は1,317件。2013年以降は減少傾向にあるものの、20~30歳代では横ばいだ。また、エイズを発症して初めてHIV感染が判明するという、いわゆる「いきなりエイズ患者」の割合は28.6%。この「いきなりエイズ率」は前年の29.7%から僅かながら減少しているとはいえ高止まりしている。エイズ患者の新規報告数が最も多いのは40歳代で、これに30歳代が続くが、50歳代の新規エイズ患者数は20歳代よりも多い。潜伏期間が長いだけに中高年層でもHIV感染の可能性には注意が必要だ。

HIV感染を早期発見できれば投薬治療で免疫力を回復させ、エイズ発症を抑えることができる。感染予防のための基本的な知識や行動に加えて重要なのは、早期発見のためのHIV検査だ。HIV検査は全国のほとんどの保健所や自治体の特設検査施設で、無料・匿名で受けることができる。夜間や週末に検査を行っている施設もある。

●HIV検査相談マップ(厚生労働省)
https://www.hivkensa.com

医師・専門家が監修「Aging Style」

【参考】
・エイズ予防情報ネット
  https://api-net.jfap.or.jp/
・「日本の状況=エイズ動向委員会報告」(エイズ予防情報ネット)
  https://api-net.jfap.or.jp/status/index.html

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