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年末には糖尿病リスクチェックも! 「糖尿病リスク予測ツール 第2版」

クリスマスや忘年会・新年会などイベントが多く、食生活が乱れがちな年末年始。1年のうちで最も血糖値のコントロールが難しく悪化しやすい季節は冬だ。

日本では現在、糖尿病が強く疑われる人が約1,000万人、糖尿病の可能性を否定できない人が約1,000万人程度と推測されており、健康寿命の延伸には糖尿病の予防が大きな課題になっている。

国立国際医療研究センター(NCGM)は先月、健康診断結果をもとに3年以内の糖尿病発症リスクを予測するツール「糖尿病リスク予測ツール 第2版」(https://www.ncgm.go.jp/riskscore/)を公開した。

NCGM「糖尿病リスク予測ツール 第2版」(予測結果画面例)
NCGM「糖尿病リスク予測ツール 第2版」(予測結果画面例)

「糖尿病リスク予測ツール 第2版」は、同センターが職域多施設研究(J-ECOHスタディ)で収集した労働者3万人の健康診断データにもとづいて、AI(人工知能)を作成するニューラルネットワークという機械学習の一手法により開発したもの。全体の3分の2のデータを用いて糖尿病のリスク予測モデルを構築し、残りの3分の1のデータによりその精度を検証した。血液データを含むモデルの予測精度は高いという。

データ入力は、体重、血圧、喫煙習慣などの基本データのみの場合と、さらに空腹時血糖やヘモグロビンA1cなどの血液データを追加する場合の2通りに対応しており、データを入力することで、3年後の糖尿病発症リスクとともに、同性・同年代の中での相対的な比較がグラフ上に示される。利用対象者は、糖尿病と診断されたことがない 30~64歳の男女だ。

同センターは、主に働く世代における糖尿病の予防対策を支援するためにこのツールを開発したという。糖尿病予防や生活習慣改善のステップとして活用してみてはいかがだろうか。

医師・専門家が監修「Aging Style」

【参考】
国立国際医療研究センター:糖尿病情報センター
http://dmic.ncgm.go.jp/

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