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新型コロナウイルス報道とカルロス・ゴーン報道

新型コロナウイルス報道が過熱している。
特にテレビはこの報道に偏り過ぎてはいないだろうか。

専門家ならではの不安?

WHOは数日前、新型コロナウイルスの拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるとして、ついに緊急事態宣言を発した。経済や社会全体への世界的な影響が大きいということもあり、単なる健康・医療ニュース以上の緊急性や重要性があることは間違いない。だが、実際の報道の中身はというと、感染者や発症者に関する細かい情報や感染経路に関する話題が多い。

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また、多くの番組では感染症の専門家や内科医などが同席したり彼らのコメントを流したりしている。専門分野は異なるが僕も長年メディアの取材を受けてきた身。時間や紙面が限られる中で医学や医療の専門的な話を一般向けに整理して伝えることの難しさは身に染みている。メディア側であらかじめ「ストーリー」や何らかの結論を想定・期待している場合はなおのこと。

今回のように事態が刻々と変化する状況の場合、判断材料となる情報の量や鮮度も限られる。自身の発言や見解がどのように切り取られて報道され、視聴者にはどのように理解されるかということに不安を覚えながら語る専門家や医師も多いのではないだろうか。

この記事の監修・執筆医師

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